こんにちは!
私は現在、回復期リハビリテーション病棟で働いています。
リハビリテーション病棟では、在宅や施設で日常生活動作が自分自身で行えるように、リハビリを行う目的で入院される患者さんがほとんどです。
外科と違い、ゆっくりと患者さんと関わることができます。
ここでは、
進路や転職・転科の際、回復期・リハビリテーション病棟を希望したいけど自分に向いているのかな?
と悩んでいる看護学生や看護師にむけて、特徴を書いていきます✍️
ぜひ参考にしてみてくださいね♩
回復期リハビリテーション病棟看護師の主な仕事内容

バイタルサイン測定
リハビリテーション病棟に入院される患者さんは、急性期・外科病棟から転院されることが多いです。
そのため、病状は比較的安定しており、急変が少ないです。
しかし、入院される患者さんは高齢であるため、病状が悪化する場合もあります。
また、入院中に肺炎や尿路感染症になり、高齢であるために新たな症状が長引く可能性もあります。
日常生活動作の介助
リハビリテーション病棟に入院する患者さんは、日常生活動作がまだ不十分で、リハビリを通して少しずつ動作を獲得していきます。
そして、在宅や施設に退院するという流れが多いです。
トイレ介助・入浴介助・食事介助・口腔ケア介助などの日常生活動作の介助が主な仕事内容になります。
リハビリテーション病棟には、PT(理学療法士)・OT(作業療法士)・ST(言語聴覚士)がいます。
退院支援
リハビリテーション病棟から退院される患者さんは、在宅・施設が多いです。
それまで何ヶ月か入院していて、日常生活活動はほとんど介助のもと行われてきました。
薬の管理・血糖測定、インスリンの管理などは自己管理ができるかどうか本人や家族と相談し、指導していく必要があります。
回復期リハビリテーション病棟に向いている看護師の特徴7つ

おっとり・のんびり・マイペース
リハビリテーション病棟に入院する患者さんは、ほとんど病状に変化がなく、外科と違って看護技術がそれほど多くありません。
ゆっくり働きたい看護師は向いているでしょう。
新しい医療に触れたい、忙しい職場で時間を忘れて働きたい!!といった看護師には不向きです。
患者さんとじっくり関わりたい
外科では、入院期間が10日〜2週間ととても短いです。
ですが、リハビリテーション病棟は脳疾患6ヶ月、整形外科疾患3ヶ月と入院期間が長いです。
1人の患者さんと時間をかけて関わることができ、信頼関係も気づくことができます。
リハビリでできるようになったことを一緒に喜べる
主にリハビリを目的として入院されており、患者さんも意欲がある方が多いです。
できるようになることを、一緒に喜べる看護師は向いているでしょう。
退院後の生活を予測して、必要な指導を行える
退院して困ることはないか予測し、計画を立てて指導する必要があります。
血糖測定・インスリン注射・薬の管理は、いくら頑張ってもできない患者さんもいます。
家族の協力はあるか?なければ誰がするのか?その頻度は変えられないか?
医師、地域医療連携室の相談員と相談していく必要があります。
家族を巻き込んだケアがしたい
リハビリテーション病棟を退院後は、家族の支援が必要不可欠です。
患者さんだけでなく、家族にも時には指導が必要になります。
家族を巻き込んで指導やケアがしたいと考えている方は向いていると言えるでしょう。
コミュニケーション能力が高い
患者さん、家族だけでなく、医師・他の看護師・リハビリ・相談員といった他職種とのコミュニケーションも大切です。
責任を持って患者さんの今後を考え、報告・連絡・相談をしていく必要があります。
コミュニケーション能力が高いと向いていると言えるでしょう。
忍耐強く、すぐに諦めない
リハビリをしてすぐにできるようにならない、指導しても理解して実施できない患者さんも多くいます。
そんな中、焦って患者さんに当たる看護師もいます。
少しずつやってみて、できなければ他の方法を探してみることも大切です。
ゆっくり働けて患者さんとじっくり関われるリハビリテーション病棟!

私は以前、外科で働いていたことがあります。
外科みたいにバタバタ働くのは嫌、もっと患者さんとゆっくり関わりたい!プライベートも充実させたい!と思い、リハビリテーション病棟に転職しました。
家庭を持って子育てしたい方、ゆっくり働きたい方におすすめです。
どんな看護師になりたいか?
どんな生活を送っていきたいか?
これらと、向いている看護師の特徴を照らし合わせて転職などの参考にしてみてください!

